おやすみプンプン 4巻

きれいなグリーンの表紙とは裏腹に、内容はかなりヘビーです。


プンプンが中学生になったせいなのか、作者の意図なのか。
明らかに小学生編とは違います。


雄一が自分には恋愛する資格がないと責めるようになった理由。
前半はかなりドス黒い内容。
目を覆いたくなるようなシーンは、おやすみプンプン史上初でした。
バイオレンス的なドス黒さは浅野いにおの真骨頂なんだろうけど、おやすみプンプンには他の作品よりクリーンなイメージを持ってたので、ちょっとショックでした。


中学生のプンプンは、愛しの愛子ちゃんと再び接近。
思春期真っ盛りの男子特有のえげつなさはちょっとずつ出てきてるけど、プンプンはやっぱりピュア。
欲望に任せれば楽なのに、そうはできない純粋さ。
周りから見ればかっこいい男だけど、自分の理性に逆らえずに辛い方を選んでしまうプンプン本人はキツい。
後で自分が辛くなるのがわかってても、そういう答えを出してしまう。
おれはそこまでピュアじゃないけど、気持ちはすごくわかる。
漫画の中で本人は苦悩してるけど、おれはそんなプンプンをめちゃくちゃカッコいいと思う。


おやすみプンプンは男の純粋さ、バカさがこれでもかってくらい出てる漫画だと思う。
女の子にはわかんないだろうけど、男ってどんな生き物?って聞かれたら、「こんな感じ」って渡したくなる本だと思う。
好きな子には読んで欲しくないけど(笑)


プンプンも雄一も幸せになれればいいけど、この先も紆余曲折あるんだろうな。
作者の作風からして。
どんな方向に進もうとも、おれは見守る覚悟です。


最後に…個人的に翠さんがめちゃタイプです。



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