竹光侍 5巻
待ちに待った「竹光侍」の最新巻!
この巻でも松本大洋の描く独特の世界が広がってます。
1話で読み切りの話が多くて、「おや?ストーリーはほとんど進展なしかな?」などと思って読み進めたところ、バッチリ進展してます。
平和な日々を邪魔される瀬能。
平和でいたいと思いながらもどこか満ち足りていないような瀬能の表情に、物語が大きく動く予感を感じる。
そして牢獄の木久地にも動きが…
1話1話の質が高い。
読み終わった後の、読み切りのようなスッキリ感。
それでいて物語の今後が気になるドキドキ感。
スッキリののちドキドキ。
その繰り返し。
この漫画を読んでいるときにときどき来る、物語の世界に入り込めた瞬間に感じるあの高揚感はなんだろう?
そう感じさせるのも、人物のセリフ、絵の力が大きいんだろうなぁ。
6巻が本当に楽しみ。
待つべし待つべし。