蟲師 10巻

月刊アフタヌーンで連載してきた『蟲師』、とうとう最終巻です。


高校生のときに表紙のカバーイラストとタイトルのインパクトで気になったのが出会い。
そこから大学時代にどっぷりはまり、周りの友達にすすめまくってた。


気づいてみればTVアニメ化、そして映画化。
たちまち知名度は全国区に。
売れる前から知ってる1人としては嬉しいような悲しいような複雑な気持ちだった。


いろんな思い出をくれた『蟲師』。
終わってしまったなぁ。


身近にある不思議なこと。
その原因が普通の人には見えない蟲の仕業だとしたら…
そんな目線で描かれてきた本作。


蟲をときには恐れ、ときには恩恵に与りながら生活する人の姿に、身勝手さやもの悲しさを感じる読みきりたち。


何度読んでもいい漫画です。


個人的には終わり方に満足はできませんでした。
主人公ギンコについて知りたいことはまだまだあったし。
けど作者の気持ち的には「やりきった」という感じなのかもしれない。
そこは一読者にはわかりません。


これまでお疲れ様でした。
ありがとうギンコ。
ありがとう漆原先生。



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